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仙台勢が登壇します/第15回市民メディア全国交流集会(湘南ひらつかメディフェス)

市民メディアに関心のある人たちが年に1回、一堂に会する「市民メディア全国交流集会(湘南ひらつかメディフェス)」が15回目のことし(2017年)は12月9、10 の両日、神奈川県平塚市の平塚市美術館などを会場に開かれます。

http://www.scn-net.ne.jp/~medifes2017/

今回は2日目の10日午後2時50分からの分科会「仙台・東北からのメディア表現・発信」に参加します。メディフェスには古巣の新聞社時代に3回参加しました。時には「オールドメディア」とも呼ばれる地方新聞社での仕事を相対化するのに大いに役立ちました。自分が属しているメディアの世界は百年以上の歴史があって、ずいぶんと大層な仕掛けだと思っているかもしれないが、メディア世界の立ち位置は無限に近いほどのものがあるのだし、これからどう変わるか分からんよ。と、まあ、そんな感じを抱かせてくれる場となったのを思い出します。

今回はフリーになってから一人で運営している「メディアプロジェクト仙台」の関係者(?)として参加します。東北発のオンラインメディア「TOHOKU360」を設立した合同会社「イーストタイムズ(THE EAST TIMES)」と、多様なメディアアクティビティを仕掛けているNPO法人「メディアージ」のみなさんと一緒に登壇します。

もちろん主役は「360」と「メディアージ」の若きプレイヤーたちです。彼らにとって参考になる事例は世界中にありますが、何か一つ定まった教科書があるわけではありません。自らの感性を頼りに手探りするプロセスは始まったばかり。突っ込みどころも多数あるはずですが、メディフェスに参加するみなさんとのコミュニケーションを通じて、地域メディアの魅力や可能性を感じられれば幸いです。進行はメディフェスの呼びかけ人でもある関本英太郎さんです。お時間のある方はぜひおいでください。

なお、拙著「仙台発ローカルメディア最前線」に目を通してから参加してもらえると理解が速いはずです。アマゾンから紙の本でも電子書籍でもお求めになれます。PRになって申し訳ありません。

 【写真】11月11日に仙台で開かれた「せんだいメディアフェスティバル」の風景。この1年の間に起きた出来事を出し合い、仙台・宮城・東北に住んでいるからこそ分かる流行語(言葉)ランキングを作った。

 

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