新聞の担い手たちが自ら変わるつもりがあるなら、従来型ではない枠組みや手法を意識的に設定して、それが少しでもまともになるように努力する以外にない。
先日、「新聞社がソーシャルメディアに取り組む意味は何ですか?」と質問された。「また来たか」という感じだった。近年、意味とか成果を急いで求める風潮が強いけれど、ソーシャルメディアと格闘している同僚たちを側で見ていて、彼ら自身がずいぶん変わったものだなあと思う。一番の成果。大事なことに向かってのスタートは切れていると考えていいように思うのだ。