昨日、宮城県丸森町の筆甫（ひっぽ）…

　昨日、宮城県丸森町の筆甫（ひっぽ）地区まで取材にいってきました。筆甫地区まで行ったのは初めてです。仙台から車で１時間ちょっと。案外近いのだなあ、と、自分の土地勘のなさに驚きました。東日本大震災後、いろいろな意味でハードな条件のもとで、まちづくり、地域づくりに取り組んできた地域です。
　メディアの役割や地域発の情報発信の意味などを考えるための基礎取材のつもりでしたが、震災後、本当はもっと早く埋めておかなければならなかったパズルの重要な一片がピタッとはまった。そんな感じがしています。東日本大震災はなお進行中。詳細は後日、ブログで報告するつもりです。
　帰宅したら衆院が解散されるというニュースが待っていました。筆甫地区のみなさんから「まだ不安を乗り越えられないでいる」と聞いた後だけに、まるで政局をもてあそぶかのような判断としか思えませんでした。このリーダーの目には一体、何が映っているんでしょう。