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コーディネーターを務めます。「地域メディア 公開編集会議」にご参加ください/国連防災世界会議関連

第3回国連防災世界会議の関連企画「このまちで、いのちと暮らしを考える」(主催・防災からまちづくりを考える実行委員会)が2015年3月16日、仙台市市民活動サポートセンターで開かれます。午後4時から予定されている「地域メディア 公開編集会議」のコーディネーターを務めることになりました。関心のある方はぜひ参加し、地域発のメディアのありように思いをはせてくださいませ。

「地域メディア 公開編集会議」には、東日本大震災をきっかけに仙台市内に生まれた地域メディアの関係者らが参加し、活動状況について報告します。

・仙台発・震災復興地域かわら版「みらいん」(仙台市全域)
・西原地区住民がつくる「西原(にしっぱら)新聞」(仙台市宮城野区)
・地域密着の情報共有フリーペーパー「038PRESS(おみやプレス)」(仙台市青葉区)
・おもしぇぐすっぺおらほのまち「ゆとり~と」(仙台市太白区)
・田子のきずなステーション発行「田子のきずな通信」(仙台市宮城野区)

メディアタイトルをながめるだけで、メディアの運営にかかわるみなさんの思いが伝わってくるようです。あってはならない過酷な状況を、被災した人々とともに受け止め、試行錯誤を続けてきたみなさんです。

「地域メディア」の定義は定まっているわけではありませんが、地域に生きる人々との関係で成り立つメディアであることは間違いありません。「草の根」のメディアと言ってもいいでしょう。東日本大震災という、厳しい環境の中で誕生した経緯やメディアを運営するうえでの試行錯誤自体、これからのメディア社会をより広範で充実したものにするための経験を含んでいるはずです。

「公開編集会議」に臨むみなさんは地域メディアとしての内容をどのように育んできたのでしょうか。被災者のみなさんからどんなメッセージを受け取り、メディアづくりにどう反映させてきたのでしょう。恐らく多様な課題と向き合いならがらの試行錯誤だと思います。仮に伝統的な既存メディアとの、何らかの関係が成り立ったとすれば、それはどのようなもので、今後、どんな形を必要としているのでしょう。

個人的にお聞きしたいことは山ほどあります。さまざまな立場のみなさんと一緒に地域メディアのありようを考える重要な機会になりそうです。

第3回国連防災世界会議は14日から18日までの日程で仙台市内で開かれます。「このまちで、いのちと暮らしを考える」は、仙台市市民活動サポートセンター(指定管理者:NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター)が企画運営を担当しています。当日受付、無料。詳細はこちらをご覧ください。

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