このブログを運営する目的の一つに、既存のメディアとは異なる、
一方、ブログやソーシャルメディアの普及に伴い、
新しい「地域メディア」のイメージや可能性を考えるポイントとし
「アーカイブ」について新鮮な観点を提供してくれる事例があります。NPO法人「20世紀アーカイブ仙台」とNPO法人「連想出版」です。「20世紀アーカイブ仙台」は、古い写真に凝縮された土地の記憶を市民参加で掘り起こし、共有する取り組みを進めています。「連想出版」は、街歩き の起点となる民間施設「お茶ナビゲート」を都内・神田で運営し、アーカイブ(古地図、古写真など)と現代のスポット写真を組み合わせた立体的な空間を演出しています。
写真(上)は、「20世紀アーカイブ仙台」が仙台メディアテークで開いた「どこ コレ?」。古い写真の記憶を多くの市民が持ち寄り、その写真が撮影された時代や場所を確定する。
写真(下)は「連想出版」が運営を受託している「お茶ナビゲート」。都市のアーカイブを活用したユニークな街歩きの起点となっている。
(次回に続きます)